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花粉症

2008年02月13日 10:56

 おはようございます。

 村橋です。

 街中では、マスクをしている人がちらほら目につく今日この頃。

 今年もきています。花粉症!

 僕は、まだまだひどく反応してはいませんが、

 たまに目が痒かったり、一発のくしゃみに、今のは、ま、まさか花粉?

 といった程度ですが、悔しくてなりません。

 20人に一人だか、200人に一人だかの確率で(ずいぶん違う!)、

 突然治る人がいるんだとか・・・

 今年も僕がその一人ではなかったのかと思うと、神さまを恨みます。


 僕の花粉症との出会い。そう、あれは、18歳の春でした。


 朝、目を真っ赤にして、食卓につくと、母が優しくこう言った・・・

 「どうしたの?勇三、何かあったの?」

 そして父・・・

 「男はな、ふられた数だけ強くなれるんだ。話づらいこともあるだろうが、

  ひとりでかかえこまないで、話してごらん。」

 と言いながら、朝の空気を入れるべく、窓を開けた。

 僕はその瞬間、目に涙をいっぱいに浮かべ、堰を切ったように話し始めた。

 「解らない、解らないんだよう!なぜこんな風になってしまったのか!!」

 母は微笑みながら・・・

 「いいのよ、今無理に話さなくたって・・・」

 「違うんだ、目が、目が・・・痒くてたまらないんだよう!!」

 父は真顔で、

 「何だって?目が?それはいつからだ?」

 「二日前だったと思う。自動車教習所へ行こうと、僕は自転車を走らせたんだ。

 同時にくしゃみが出た。まったく不可解だったから覚えているんだ・・・」

 と目をかこうと手をあげた瞬間、父はその手をぎゅっと握り締め、

 「だめだ!決してかいちゃいけない!!今から言うものを準備しろ。

 医者の診察券、財布、それと、保険証だ。医者にはパパが話しておく。

 いつもの山下医院だ。一人で行けるな。」

 「わかった、やってみる」

 「そうだ、これを持っていけ」

 と父は、マスクを僕に手渡した。

 僕はマスクをし、スニーカーの靴紐を強く結び、暖かい日差しの中、自転車をこぎだした。

 梅の花が少しずつ咲き始めていた。

 
 その後、花粉症と診断されたのは言うまでもありません。

 

 
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